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衣食住アンドweb 見聞 No.10
不動産の登記「義務」「義務じゃない」？
不動産の登記には、「表題部」の登記と「権利部」の登記の2種類がある。 「表題部」とは、その不動産の物理的な状況を記載する部分。不動産の所在地や地目、地積などがこれにあたる。 「権利部」とは、その不動産に設定された権利が記載される。所有権や抵当権など。
「義務です」 建物の表題部登記は、その建物の所有権を取得してから1ヶ月以内に行わなければならない。これを怠ると10万円以下の過料が発生する。 表題部登記は行政が固定資産税や都市計画税を徴収するために必要なので、これを免れた者には罰則が適用されるのです。
「義務じゃない」 一方、権利部の登記は義務ではなく、行わなくても罰則はない。権利部の登記は個人の判断に委ねられている。
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