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衣食住アンドweb 見聞 No.15
「フィンテック」?「不動産テック(リーテック)」?
「フィンテック」
・金融業界とITの融合を指すサービス。
「リーテック」
・不動産とITの融合を指すサービス。
日本の不動産市場が抱える問題
①年々増え続けている空き家
2013年には13.5%と言われていた空き家率。20年後には人口減少を伴って、約30%に跳ね上がるという予測がされている。
②適正とはいえない住宅評価
中古戸建住宅の建物評価は、住宅の状態に関わらず築20~25年程度で価値をゼロとするのが一般的。そのため、住宅性能や維持管理の状況は反映されていない。
③遅れている不動産市場の透明化
日本の不動産市場では、賃料、利回り、需給に関するマーケットの基礎的データの消費者への提供が他の先進国よりも遅れているといわれている。
「不動産テック」への活用が期待されるテクノロジー
「不動産テック」の進展を担っているのは、「ビッグデータ」、「AI」、「VR」のようなテクノロジー。
ビッグデータ
Big Data
・国土交通省は不動産成約価格情報の整備・開示を進め、事業者・消費者ともに公正な不動産取引を可能に。また、住宅履歴情報や取引時のインスペクション(住宅診断)による住宅性能情報など、必要な情報整備も進められている。
AI (人工知能)
Artificial Intelligence
・価格を含めて様々な不動産情報のビッグデータをAIが自動的に解析し、優れた解析方法を学習し改善していくことで、不動産の価格や賃料などを精緻に導き出すことを可能に。
VR (バーチャルリアリティ)
Virtual Reality
・室内のインテリアや窓から見える環境・日照などを疑似体験できるVR内覧や3D間取りシミュレーションなど、VR(バーチャルリアリティ)技術を不動産分野へ応用することで、現地に足を運ばずに物件探しのサポートをする。
本日の物件紹介
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